・投資はいかに複雑であるかということ
・投資哲学を備えて投資キャリアに立つものなどいない。
・投資はアルゴリズム化して、コンピュータに任せられない
普遍的な法則がなく、市場を動かすのは投資家の心理だから
・平均的なパフォーマンスは誰にでも出せる。
あらゆる資産を買う、インデックスファンドに投資をすればいい。
だが投資家は市場を勝つ事を求める→これが成功する投資家の定義
・常に平均を超える成果をあげるには、二次的な思考が必要
「誰も思いつかない事を考える」「周りが見逃しているものに目を向ける」「他の人にない洞察力を身につける」など
・市場はしばしば資産の価値を見誤る。
何百万人が同じ情報を元に基づき、同じ分析を行えば、ミスプライシングはどれくらい起こりうるのかという事。
・リスクの高い資産に投資する事で、高いリターンが見込めるというのなら、その資産は高リスクとは言えない。
・二次的思考をするものは、素晴らしいパフォーマンスを上げるには、情報面か分析面で、もしくはどちらともで強みを持つ必要がある。
・どのゲームにもカモがいる。45分経っても誰かわからなければ、自分こそがカモだ。
※ポーカーの格言
→自分も短期売買においてはカモがいると思えないので、向いていない、また短期で売買してしまうということは、(利益確定していても)長期で元々持つ予定ではなかった銘柄にかけてしまっているということが挙げられる。
・非効率の存在は、価格が常に公正なわけではなく、誤りが生じていること。つまり価格が安すぎる資産もあれば、高すぎる資産もあるということ。割安な資産を常に多く買うためには、他の投資家より優れた洞察力が必要。
・投資で成功するためには、本質価値について正確に推計することが不可欠。
・株式に用いられるアプローチはファンダメンタルズによるアプローチと値動きそのものに関するアプローチ。
テクニカル分析によるアプローチは有効ではなく、著しく減っているとのこと。
・企業の現在の本質的価値を推計するには、その将来に関する見解が必要であり、そのためにはマクロ経済情勢や競争環境、技術進歩などの見通しを考慮せざるを得ない。
・バリュー投資に比べて、グロース投資は大勝ち狙いが中心となる。
著者はバリュー投資のような安定さを求めている。
・本質的な価値を見抜いた後に重要なのは、ブレないこと。それはすぐに証明されるわけではないから。
・利益や配当、株価水準、あるいは事業内容に無知な投資家は、正しい事を正しいタイイングでするのに強い意志を持つことができない。
・下げ相場で利益を上げるには、本質的な価値に関する見解を持っていること。またその見解を我慢強く持ち続け、買うこと。
・投資はいいものを買うことではなく、ものをうまく買うことで成功する。
→本質的な価値を計算する方法、、、うーん、これは以前ウォーレンさんの本で学んだ未来の株価を求めたり、そこからいくらの株価でないといけないかを求める方法などをきちんと理解する必要があるのかなと思いました。
価格と無関係にいい投資と言えるものはない。
最良の投資方法は、暴落時にどんな価格でもとにかく売らなければならない人から買うことである。
このような状況はそう起こるものではなく、危機時か、バブルでしか存在しない。
→そういう意味ではコロナの際に資金を持っていなかったのは、よくなかったと思われる。
逆に自分が投げ売りをしなくていいように、長期資本と忍耐が必要とのこと。
→話がそれますが、損切りって難しいですよね。。投資家によっていう意見が異なり、自分もまだ最前が何なのかが見えていないのですが、四季報の読み方をいう渡部さんは確か損を切れないとズルズルもつ長期投資になるというし、株主優待目当ての桐谷さんは損切りはせず塩漬けにする。
→結局答えなんかないが、自分の明確な投資プランがないといけないということなんだろうなと感じました。
価格と本質的価値の関係性を理解する上での鍵は、投資家の心を読むことにある。
将来の価格変動は、投資したいと思う人が増えるか増えないかで決まる。
→あ、また脱線してしまうのですが、ディップという企業の株を購入しました。減益のという悪材料が出ていたこと。またそれはコロナ背景で飲食店関連の求人関係が減ってしまったということもあり、売上が数年減ってしまいそうではありますが、それが回復した際に、色々な数値を見た結果、いい数値を生み出しそうという長期投資となりうる項目があったことです。。
投資とは人気投票であり、危険なのは、人気絶頂の資産を買うこと。
また最も安全で、高い収益を産むには、誰も欲しがらない銘柄を買えば良い。
→これは凄く深いことを話していると感じました。モメンタム投資はそういう意味では、危険な行為であるかもしれませんね。投資心理やチャートをついた投資手法で悪い意味ではありませんが、人気絶頂のタイミングで買ってしまう恐れがあること。
→そして、ランダムウォークが正しいのなら、その投資手法は正しいとは言えない。しかし自分はチャートに造詣が深いわけではないので、なんとも言えないですけれどね。。
→また誰も欲しがらない銘柄を買うですか、、これをするのは容易ではないですが、四季報で地道に探す手法を見つけるのが一番なんですかね?身近な所から投資をするのは、中々心が折れるといいますか、、、でも最近色々な商品を手に取る際に、必ず企業名をチェックするように習慣になりましたw